薬師寺東塔、垂木腐食など確認…朱の顔料も
垂木の腐食などが進む薬師寺東塔の屋根=永井哲朗撮影

来春の解体修理に向けて事前調査が進む奈良市の国宝・薬師寺東塔(高さ約34メートル)で1日、塔の上部が初めて報道陣に公開された。
屋根の裏板を支える 垂木 ( たるき ) が腐食するなどの傷みが確認された。
垂木の多くに風雨や虫食いによる穴やえぐれがあった。塔上部の銅製の相輪(長さ約10メートル)に、装飾物の 風鐸 ( ふうたく ) を取り付けるため約80か所に開けられた穴は、風鐸が揺れる際の重みのため、多くが変形していた。
一方、朱の顔料が残っている部分もあり、建立当時の姿をうかがわせた。
奈良県文化財保存事務所薬師寺出張所の植田哲司主任(60)は
「できるだけ元の部材で修理し、次世代に引き継ぎたい」
と話した。
[ 2010年2月2日(読売新聞)
2010年02月09日 Posted byかるの at 21:17 │Comments(0)│TrackBack(0) │文化財保護
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