原爆の熱線跡くっきり 陸自学校で衣服片発見

かるの

2012年06月12日 14:05



 原爆の熱線で模様部分だけ焼け抜けた被爆者の衣服の一部が、陸上自衛隊衛生学校(東京都世田谷区)に保管されていることが30日、学校側への取材で分かった。投下直後の広島に派遣された旧陸軍の調査団が持ち帰ったとみられる。原爆の熱線被害をはっきり示す衣服は極めて少なく、原爆資料館(広島市中区)は「熱線の激しさを明確に伝える貴重な資料だ」としている。


(2012年5月30日- 共同通信)

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