夏本番告げ神輿輝く、暁の祭典「浜降祭」/茅ケ崎

かるの

2012年07月20日 14:17

威勢よく浜辺を練り歩く神輿=茅ケ崎市南湖、茅ケ崎西浜海岸

 湘南に夏本番を告げる暁の祭典「浜降祭(はまおりさい)」が16日、茅ケ崎市南湖の茅ケ崎西浜海岸で行われた。富士山を背に、朝日に輝く神輿(みこし)が海に入る「みそぎ」が披露されると、迫力満点の姿に大きな拍手が送られた。

 寒川町、茅ケ崎市内の神社を未明に出発した大小38基の神輿は午前4時20分ごろから1基、また1基と海岸に集まった。金属製の取っ手「箪笥(たんす)」で調子をとり、相州神輿独特の「どっこい、どっこい」という掛け声とともに鈴を揺さぶり、威勢よく浜辺を練り歩いた。

 浜降祭は県無形民俗文化財に指定されている。来場者数は約8万人(主催者発表)。


2012年7月17日 カナロコ

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