奈良・正倉院で開封の儀 2カ月間、収蔵品を点検

かるの

2009年10月10日 09:16


 聖武天皇の遺品や奈良時代から伝わる宝物などを納めた正倉院(奈良市)で2日、収蔵品の点検などのために年に1度、封を解いて宝庫の扉を開ける儀式「開封の儀」が行われた。

 12月9日の「閉封の儀」で扉に再び封がされるまでの約2カ月間に、聖武天皇の衣服を包んでいた布製品や小刀の複製品を作るための事前調査を、刀工や装束研究家らが実施。筆に使われている毛の材質も調査する。


[ 2009年10月2日(共同通信)

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