<きつね火まつり>神秘的な秋の嫁入り…岐阜・飛騨

かるの

2010年09月28日 21:18


 たいまつの明かりに照らされて進むきつね火まつりの嫁入り行列=岐阜県飛騨市古川町で2010年9月25日午後6時53分、宮田正和撮影

 キツネの化粧をした嫁入り行列が古い町並みを練り歩く「きつね火まつり」が25日夜、岐阜県飛騨市古川町一帯で繰り広げられ、観光客らが神秘的な秋の祭りを楽しんだ。

 今年の花婿、花嫁は、10月に結婚する同県高山市職員の圓田尚徳さん(32)と県職員の宮崎彩子さん(27)。

 キツネの化粧をした花嫁と花婿を乗せた人力車をたいまつが先導。白装束に赤や紺のはかまをつけた約50人の嫁入り行列が、ちょうちんを手に古い町並みを練り歩いた。町中心部の広場で「婚礼の儀」を終えた花嫁と花婿は、「コーン」という鳴き声とともに煙の中に姿を消した。

 祭りは「きつねの嫁入り」のおとぎ話にちなんで、町の活性化のために商工会が90年に始めた。【宮田正和】


[ 2010年9月25日 (毎日新聞)

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