幌内鉄道 全線開通130周年 ゆかりの地で記念イベント
【小樽】道内初の鉄道として、小樽市・手宮と三笠市・幌内とを結んだ「幌内鉄道」の全線開通から130周年を祝うイベント(実行委主催、北海道新聞社共催)が、15日から11月25日まで、小樽、岩見沢、三笠の各市で行われる。
幌内鉄道は、三笠市の幌内炭鉱から小樽港へ石炭を運搬するために建設され、1882年(明治15年)11月に、全線開通した。今回は「幌内鉄道ゆかりの地を結び、それぞれの町の活性化につなげる初の試み」(実行委)という。
21~23日は運河プラザ(色内2)で、鉄道の写真展や関連のコレクション展を開催。11月25日は鉄道歴史遺産の保存と活用に関する講演などを行う。
岩見沢では10月8日に旧幌内線、旧万字線などに残された駅舎を巡るツアーを実施。14日は岩見沢レールセンターで、旧国鉄職員と鉄道ファンが対談する。
三笠では9月15日から10月8日まで、三笠鉄道記念館で特別展「幌内の炭鉱と鉄道展」を開く。問い合わせは北海道鉄道文化保存会(小樽)(電)0134・61・7777へ。
(09/12 北海道新聞)
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