彦根城、高松塚古墳にも被害…台風18号
滋賀県彦根市の特別史跡・彦根城では、「太鼓門 櫓 ( やぐら ) 」(重文)の白壁の一部が高さ0・3メートル、幅2メートルの範囲ではがれ、「 天秤 ( てんびん ) 櫓」(同)の西側でも石垣の一部が幅6メートルにわたって崩落。
城内の家老屋敷「旧木俣家屋敷」で、木塀(高さ2メートル)が40・5メートルにわたって倒れた。
また、奈良県明日香村の特別史跡・高松塚古墳では、復元整備中の墳丘で、のり面4、5か所で土砂の一部が崩れた。幅1~2メートル、高さ2~3メートルの範囲で崩壊しており、文化庁が対応を検討する。
[ 2009年10月8日 (読売新聞)