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武者行列 勇ましく 長浜で小谷城ふるさと祭り
会場を練り歩く手作り甲冑姿の武者行列=長浜市湖北町伊部で

戦国時代に湖北を治めた浅井家の居城小谷城のあった長浜市湖北町の小谷山の麓で八日、小谷城ふるさと祭りが開かれ、多くの家族連れらがステージイベントなどを楽しんだ。
手作り甲冑(かっちゅう)を着た名物の武者行列には、百人が参加。小谷城甲冑武者の会や交流のある福井市の朝倉甲冑隊、福井県越前市の味真野甲冑隊らが、段ボールで作った甲冑姿で会場を練り歩いた。
織田信長と同盟を結んでいた浅井長政が織田家を裏切り、朝倉家に味方した元亀争乱をテーマにした寸劇も披露。出陣の際に、太いときの声が上がると、観客は盛んに拍手を送っていた。
ほかにも、愛知県の「あいち戦国姫隊」の演舞や地元中学校のブラスバンド部などが会場を盛り上げた。

戦国時代に湖北を治めた浅井家の居城小谷城のあった長浜市湖北町の小谷山の麓で八日、小谷城ふるさと祭りが開かれ、多くの家族連れらがステージイベントなどを楽しんだ。
手作り甲冑(かっちゅう)を着た名物の武者行列には、百人が参加。小谷城甲冑武者の会や交流のある福井市の朝倉甲冑隊、福井県越前市の味真野甲冑隊らが、段ボールで作った甲冑姿で会場を練り歩いた。
織田信長と同盟を結んでいた浅井長政が織田家を裏切り、朝倉家に味方した元亀争乱をテーマにした寸劇も披露。出陣の際に、太いときの声が上がると、観客は盛んに拍手を送っていた。
ほかにも、愛知県の「あいち戦国姫隊」の演舞や地元中学校のブラスバンド部などが会場を盛り上げた。
2012年10月9日 中日新聞 (塚田真裕)
2012年10月13日 Posted by かるの at 14:15 │Comments(0) │歴史イベント
イケメン武将 歴女呼び込め 安来
◇「山陰の麒麟児」山中鹿介 新イラスト
タペストリーに描かれ、JR安来駅に掲げられたイケメン・山中鹿介のイラスト

戦国大名・尼子氏の再興を目指した不屈の武将・山中鹿介(1545~1578)を歴史好きの若い女性らにアピールしようと、鹿介をイケメン風に描いたイラストを安来市と同市観光協会が作成した。美男子に生まれ変わった鹿介で、尼子氏の本拠地・月山富田城跡(安来市広瀬町)や城下町に全国の歴女たちを呼び寄せたい考えだ。(岸下紅子)
尼子氏の家臣だった鹿介は、毛利氏との戦いに敗れて滅亡した尼子氏の再興を目指し、1569年に京都に逃れていた尼子勝久を擁して、何度も毛利氏に戦いを挑んだ。「山陰の麒麟児(きりんじ)」との異名をもつ。
尼子再興のために困難に立ち向かう鹿介が「願わくば、我に七難八苦を与えたまえ」と三日月に祈ったという逸話が、戦前の国語の教科書に載っていたことから、年配者や地元ではヒーロー的存在だが、若い世代の知名度はいまひとつという。
一方、尼子氏の盛衰を記録した歴史書「雲陽軍実記」は、鹿介は色白で容姿が美しかったと紹介しており、歴史好きの女性「歴女」が増えているこの機会にPRしようと、同市などが鹿介の“イメージチェンジ”を計画。同市出身で兵庫県在住のイラストレーターに依頼し、荒々しい武人ではなく、男性アイドル歌手のように色白の端正な顔立ちで、すらりとしたスタイルの新たなイラストを作成した。
8月半ばにJR安来駅や市立歴史資料館など市内3か所にタペストリー(縦約2・3メートル、横約1・8メートル)を設置。地酒のラベルやTシャツなどにも使っている。
地元には、尼子氏の軍用金を鹿介が月山富田城の城下に埋めたという埋蔵金伝説があり、9~12月には、宝探しをしながら、城下町を歩くイベントも計画している。
安来市商工観光課の野々村貴史さん(41)は「東日本大震災後、鹿介のような不屈の生き方が注目されている。一難一苦なく、鹿介を広めていけたら」と話している。
イラスト使用などの問い合わせは同協会(0854・23・7667)へ。
(2012年8月31日 読売新聞)
2012年09月14日 Posted by かるの at 14:06 │Comments(0) │歴史イベント
伊能忠敬糸島測量から200年 足跡たどる歴史講座とバスツアー
日本地図を作った伊能忠敬が糸島半島を測量して200年になるのを機に、糸島市の郷土史家、有田和樹さん(31)が「地元の人たちに伊能忠敬の足跡を知ってもらえれば」と9月に歴史講座とバスツアーを実施する。
【竹田定倫】
伊能忠敬は寛政12(1800)~文化13(1816)年、全国を測量し、現在の西区今宿入りしたのが旧暦の文化9(1812)年8月10日。67歳だった。伊能隊と坂部貞兵衛隊の2班に分かれ、14日まで半島を測量した。
有田さんは伊能忠敬が残した「測量日記」に忠実に測量地点を確認して回った。伊能隊は現在の同市前原中央3の旧唐津街道の町茶屋などに宿泊し、雷山川河口、同市志摩御床、姫島、芥屋などを測量。坂部隊は西区今津などに宿泊し、宮浦、西浦、玄界島などを回り、14日に芥屋の黒磯海岸で合流した。
有田さんによると、伊能忠敬は岩や石が連なる芥屋の磯をすべて歩き、有田さんは「波が高い難所だったと記しており、危険な場所であることは現在も変わりません」と話す。
有田さんによると、測量隊は12~14人編成、測量では地域の庄屋クラスが案内したという。半島測量を終えた一行は、現在の同市二丈鹿家の佐賀県境の海岸にある奇岩「包石(つつみいし)」を通ったという。
歴史講座は9月8日午後6時、旧唐津街道沿いの「古材の森前原店」。参加費1000円(糸島在住者500円)。定員40人。バスツアーは9月23日午前10時、JR筑前前原駅北口集合、料金5500円。定員26人。問い合わせは古材の森092・321・4717。
〔福岡都市圏版〕
(8月20日毎日新聞)