水鳥形埴輪、完全な形で初発見 兵庫の池田古墳から
池田古墳で国内初の完全な形で見つかった水鳥形埴輪=2日午後、兵庫県朝来市

兵庫県立考古博物館は2日、同県朝来市の前方後円墳「池田古墳」(5世紀前半、全長141メートル)で、水鳥形埴輪1体が国内で初めて完全な形で見つかったと発表。博物館によると、この埴輪は高さ48センチ、幅21センチ、長さ44センチ。頭や胴体などが破片状態で見つかった他の7体とともに、古墳中央東側にあるくびれ付近の台状遺構「造り出し」に沿って出土した。
[ 2011年3月2日 (共同通信)