弥生の首長墓展:出土品を展示 /宮崎
小林市の野尻町歴史民俗資料館で「弥生の首長墓展」が開かれている。21日まで。無料。
同町三ケ野(みかの)山にある弥生時代の大萩遺跡・4号土坑墓から発掘された首飾り用のガラス製小玉580点などを展示。
小玉は74年10月に発掘され、一つの墓から出土したものとしては南九州では最多という。同市教委の秦広之文化財専門員は
「小玉の多さから相当、有力な首長だったと思われる。ぜひ郷土の文化財を知り、理解を深めてほしい」
と話した。小玉は西都市の県立西都原考古博物館の所有。
資料館は「のじりこぴあ」敷地内にある。問い合わせは市教委社会教育課0984・22・7912。
3月20日(日)毎日新聞