大分でキリシタン墓地発見 完全な姿残す、国内初
広原西遺跡で見つかったキリシタン墓地の墓標=20日午後、大分県臼杵市

大分県臼杵市教育委員会は20日、同市の広原西遺跡から、安土桃山時代から江戸時代初めにかけてのものとみられる、キリシタン墓地の墓標など地表部分を発見したと発表した。これまでにひつぎなど地中に埋葬されたものは見つかっているが、地上の構造物を含め完全な姿で残っているのは国内初。臼杵市の山中に37基の墓を確認。キリシタン墓地では国内最大規模という。
[ 2011年5月20日 (共同通信)