早春の風物詩、愛媛・宇和島でアオノリ、シロウオ漁が活況迎える
愛媛県宇和島市津島町の岩松川で、早春の訪れを告げるアオノリ漁とシロウオ漁が活況を迎えている。
どちらも海水と川水が混ざり合う河口付近の汽水域が漁場で、アオノリは大潮の干潮時を見計らって漁が行われ、水洗いし天日干し後、焼きそばなどの食材として出荷される。
シロウオは地元でシラウオと呼ばれ、満潮前後の潮の満ち引きに合わせて網を引く。生きたまま食べる名物の「おどり食い」用に料亭などへ卸される。アオノリ漁は3月末、シロウオ漁は2月中旬まで続く。
宇和島市津島支所は今月29日の午前10時から「津島しらうお&産業まつり」を岩松川のお祭り河原で開く。シロウオ漁の無料体験や「おどり食い」も楽しめる。
(2012年1月25日- 産経新聞)