<源氏物語結婚式>紫式部邸宅跡で十二単 女子大生が発案
自分たちで企画した京都ウエディングを十二単姿で説明する大学生=京都府京田辺市で2009年4月20日、望月亮一撮影

同志社女子大の学生がブライダル会社「TNCブライダルサービス」(京都市中京区)と連携し、紫式部の邸宅跡とされる廬山寺(ろざんじ)(同市上京区)での十二単(じゅうにひとえ)姿による結婚式「源氏物語ウエディング」を発案、20日、同大学京田辺キャンパスで発表した。
関口英里・学芸学部准教授のゼミの学生16人が08年9月から準備を重ね、各企業などと交渉、実現にこぎ着けた。披露宴は京ならではの閑静な料亭を選び、引き出物に漬物やお香を取り入れるなど随所に京都テイストを盛り込んでいる。
十二単姿で発表に臨んだ同ゼミ生の河村美和子さん(20)は
「自分の時もぜひ着てみたい」
と笑顔で話した。【望月亮一】
[ 2009年4月20日 (毎日新聞)