色鮮やかな藍の若葉、宙に舞って…徳島・上板の「藍粉成し」
「藍粉成し」で選別のため飛ばされる藍の葉(13日、徳島県上板町で)=吉野拓也撮影

藍 ( あい ) 染めの原料にする藍の葉を風の力で選別する作業「藍 粉成 ( こな ) し」が、徳島県上板町で始まり、色鮮やかな若葉が宙に舞っている。
藍師の佐藤昭人さん(70)方の庭では、職人らが、長さ約1・5センチに刻んだ藍を大型扇風機の前に少しずつ落とし、茎より軽く遠くまで飛ぶ葉を選別。佐藤さんは
「少雨で成長は遅れているが、葉は肉厚で高品質」
と満足そう。
作業は8月下旬まで続く。葉は天日で乾燥後、9月から約100日間発酵させて藍染めの原料「すくも」にし、全国に出荷する。

藍 ( あい ) 染めの原料にする藍の葉を風の力で選別する作業「藍 粉成 ( こな ) し」が、徳島県上板町で始まり、色鮮やかな若葉が宙に舞っている。
藍師の佐藤昭人さん(70)方の庭では、職人らが、長さ約1・5センチに刻んだ藍を大型扇風機の前に少しずつ落とし、茎より軽く遠くまで飛ぶ葉を選別。佐藤さんは
「少雨で成長は遅れているが、葉は肉厚で高品質」
と満足そう。
作業は8月下旬まで続く。葉は天日で乾燥後、9月から約100日間発酵させて藍染めの原料「すくも」にし、全国に出荷する。
[ 2009年6月17日(読売新聞)