火の粉と共に乱れ舞う…能登で「あばれ祭り」
大たいまつの火の粉が舞う中、「あばれ祭り」が行われた=細野登撮影

能登の夏の風物詩「キリコ祭り」のトップを切って3日、石川県能登町の「あばれ祭」が始まり、勇壮な祭りに多くの観光客らが酔いしれた。
会場の宇出津港周辺にはキリコと呼ばれる高さ約7メートルの御神灯約40基が集結。キリコを担いだ若者らが約8メートルの大たいまつから降り注ぐ火の粉をものともせず、「イヤサカサッサイ、サカサッサイ」のかけ声とともに乱れ舞った。
祭りは4日夜、キリコを従えた2基のみこしがお宮入りの途中に暴れ回り、最高潮を迎える。
[ 2009年7月4日 (読売新聞)