重さ4トン、街角駆け抜ける…岸和田だんじり祭
勇壮に駆け抜ける「だんじり」(大阪府岸和田市で)=枡田直也撮影
勇壮さで知られる大阪府岸和田市の「岸和田だんじり祭」が19日始まった。「そーりゃ。そーりゃ」のかけ声と軽快な 囃子 ( はやし ) に合わせ、35台のだんじりが秋の泉州路を巡った。
同市岸和田、春木両地区のだんじりは、午前6時から順次ひき出された。交差点では、約4トンのだんじりがスピードを落とさないまま直角に曲がる豪快な「やりまわし」が披露され、沿道の見物客から拍手がわき上がった。
20日は午前中、計3か所の神社などで「宮入り」。両日午後7時~10時は、約200個のちょうちんをだんじりに取り付けた「 灯入 ( ひい ) れ 曳行 ( えいこう ) 」も行われ、2日間で約60万人の人出が見込まれている。
[ 2009年9月19日 (読売新聞)