橋を渡る女は極楽往生…立山信仰が復活
白装束に身を包み橋を渡る女性たち=細野登撮影

女人禁制だった北アルプス・立山(富山県立山町)を登る代わりに、女性がふもとの橋を渡って極楽往生を願う「 布橋灌頂会 ( ぬのばしかんじょうえ ) 」が27日、3年ぶりに行われた。
立山信仰の中で、女性を救済するための儀式。明治以降に廃れたが、2005年に地元住民らが約140年ぶりに本格復活させた。
白装束に 菅笠 ( すげがさ ) 姿の75人が、煩悩を刺激しないよう目隠しされ、あの世との境とされる約45メートルの布橋を渡ってお堂を参拝。富山市の粟島悦子さん(49)は
「心が洗われる思いでした」
と話した。
[ 2009年9月28日 (読売新聞)

女人禁制だった北アルプス・立山(富山県立山町)を登る代わりに、女性がふもとの橋を渡って極楽往生を願う「 布橋灌頂会 ( ぬのばしかんじょうえ ) 」が27日、3年ぶりに行われた。
立山信仰の中で、女性を救済するための儀式。明治以降に廃れたが、2005年に地元住民らが約140年ぶりに本格復活させた。
白装束に 菅笠 ( すげがさ ) 姿の75人が、煩悩を刺激しないよう目隠しされ、あの世との境とされる約45メートルの布橋を渡ってお堂を参拝。富山市の粟島悦子さん(49)は
「心が洗われる思いでした」
と話した。
[ 2009年9月28日 (読売新聞)