勢子の掛け声、土煙…「牛の角突き」大興奮
激しく角をぶつけ合う闘牛(3日、新潟県小千谷市で)=横山就平撮影
新潟県中越地方に伝わる国の重要無形民俗文化財「牛の角突き」の初場所が3日、同県小千谷市の小千谷闘牛場で開かれた。
勢子 ( せこ ) による「ヨシター」との掛け声とともに、約1トンの雄牛が土煙を上げながら激しく頭をぶつけあい、約4500人の観客は大興奮。勝敗はつけず、引き分けにするのが伝統で、牛たちの健闘に温かい拍手が送られた。
牛の角突きは4日から同県長岡市の山古志地区でも始まり、11月まで開催される。
[ 2010年5月4日 (読売新聞)