「がまの油売り口上」極意を伝授します
土浦市の筑波山がまの油売り口上研究会は、今月からスタートする大道芸「がまの油売り口上」の極意を伝授する無料講座の受講生を募集している。
「サアーサアーお立ち会い ご用とお急ぎでない方はゆっくりと聞いておいで」で始まるがまの油売りを、その由来や筑波山の歴史など江戸時代からの背景も学びながら楽しく練習する。
講座は25日、10月9、23日、11月6日の計4回、午前10時から正午まで「小町の館」(土浦市小野491)で行われる。講師は研究会役員が務める。募集人員は30人(4回のうち3回以上の出席が条件。定員になり次第締め切り)で、修了証書が授与される。
研究会では33年にわたってボランティアで口上を指導している。林正一会長は
「あなただけのパフォーマンスとして、この機会にぜひ覚えてみませんか」
と参加を呼びかけている。問い合わせは林会長(029・862・3629、午後7時~同9時)へ。
[ 2010年9月7日 (読売新聞)