奥三河の花祭りで一昼夜舞う 笛、太鼓に鬼も盛り上げ
国の重要無形民俗文化財「花祭り」で、はやしに合わせて舞う子どもたち=9日未明、愛知県東栄町

奥三河と呼ばれる愛知県東部の各地で毎年11~3月に開催される国の重要無形民俗文化財「花祭り」が8~9日、同県東栄町の下粟代地区で一昼夜にわたり行われた。「てーほへ、てほへ」の掛け声と、笛や太鼓のはやしに合わせ、20種以上に及ぶ舞が夜を徹し行われた。訪れた観光客ら約300人は、子供や鬼に扮した舞い手と一体となって盛り上がった。
[ 2011年1月9日(共同通信)