中華街・横濱媽祖廟で「良縁祭」-縁結びの神様・月下老人に祈願

【画像】メッセージカードとお守りが入った「良縁セット」
中華街・横濱媽祖廟で「良縁祭」-縁結びの神様・月下老人に祈願
 横浜中華街の「横濱媽祖廟(まそびょう)」(横浜市中区山下町136)で7月7日、縁結びの神様・月下老人(げっかろうじん)に良縁を祈願する「良縁祭」が開催された。

 月下老人は、男女の仲をはじめ、家族や知人との絆(きずな)、人間関係や仕事など、あらゆる良縁をつなぐ「縁結びの神様」として親しまれている。月下老人の名は、唐の時代に書かれた怪奇小説が由来とされ、月下老人の「自分の持っている赤い糸で結ばれた男女は必ず結ばれる」という予言が的中し、ある男が幸せな夫婦生活を送ったという伝承が「運命の赤い糸」の伝説の元とされている。

 媽祖廟では、2009年から七夕の日の7月7日に「良縁祭」を開催。拝神儀式では、奉納された良縁祈願のメッセージカードのたきあげとともに、奉納者の名前が読み上げられる。儀式への参加は事前申込制で、申込締切は7月4日。祈祷料は1人2,000円(良縁セット付き)。当日は神殿の外から儀式の様子を見学することができる。

 廟内では、メッセージカードやお守りなどが封入された「良縁セット」(2,000円)の通年販売も。

 横濱媽祖廟事務局の担当者は「良縁というと男女の縁だけを思い浮かべますが、月下老人は家族、仕事、家庭などさまざまな人と人の縁を結んでくれます。ぜひ、縁結びにゆかりのある七夕の日に、良縁祭に来ていただければ」と話している。


(2012年07月04日)



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2012年07月17日 Posted byかるの at 14:14 │Comments(0)民俗行事

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