<江戸凧>製作の繁忙期…「来年こそは景気上向いて」 千葉
正月の縁起物として、繁忙期を迎えた江戸凧作り=千葉県長生村で、佐々木順一撮影
新年の縁起物「江戸凧(だこ)」作りが繁忙期を迎えている。千葉県長生村の江戸凧職人、土岐幹男さん(58)の工房では色鮮やかな武者絵や来年の干支(えと)「丑(うし)」など大小さまざまな凧が並ぶ。
江戸凧は長い糸目やしっぽがないのが特徴。頭に「うなり」という竹細工があり、揚げた時に「ブーン」と音を立てる。竹割り、絵付け、組み立てまで手作業で丹念に行われ、海外からの注文も多いという。
干支が描かれた凧は6300円から。
問い合わせは工房のホームページ()。【佐々木順一】
2008年12月9日 (毎日新聞)