女人禁制、男たちが燃え走る…和歌山「お灯まつり」
一斉に、たいまつに火をつける男たち(6日午後7時45分)=野本裕人撮影

燃えさかるたいまつを手にした男たちが繰り広げる「お 灯 ( とう ) まつり」が6日夜、和歌山県新宮市の熊野速玉大社の摂社、神倉神社で行われ、約2000人が神倉山を赤く浮かび上がらせた。
同神社に約1400年前から伝わる女人禁制の祭り。午後8時、山門が開かれると、白装束の「 上 ( のぼ ) り子」と呼ばれる男たちは538段の急な石段を火の粉を散らしながら駆け下りた。
[ 2009年2月7日 (読売新聞)