長崎市に伝統たこ「ハタ」専門店 55歳で振興に挑む
長崎の伝統たこ「ハタ」を作る大久保学さん=長崎市
長崎市で、地元の伝統たこ「ハタ」の専門店「大守屋」がオープンした。店主は県漁連を09年に退職した大久保学さん(55)。
「子どもたちにハタを受け継いでほしい」
と、第二の人生で地域文化の振興に意欲を見せる。ハタは江戸時代にオランダ船から伝わったとされ、同国旗にちなむ鮮やかな色づかいが特徴。縁起物として飾りや贈り物にも使われる。子どもの名前や会社のロゴ入りの注文が入るなど、順調な滑り出しだ。
[ 2011年1月3日 (共同通信)