ピラミッドは労働者が作った?墓群見つかる
【カイロ=田尾茂樹】
エジプトの首都カイロ近郊ギザにあるクフ王のピラミッド近くで、ピラミッドの建設に従事していた労働者のものとみられる墓群が見つかった。
ホスニ文化相が10日発表した。
発掘された遺物や骨などから、3大ピラミッドが建造された古代エジプト第4王朝時代(約4500年前)の墓群と判明。エジプト考古最高評議会のザヒ・ハワス事務局長は
「墓はピラミッドのすぐそばにあり、建設したのが奴隷ではないことを示している」
と指摘。奴隷が携わったとの見方も根強いピラミッド建設時の労働実態を解明するうえで注目を集めている。
墓は様々な形状で、周りを泥れんがで補強。監督役であることを示す文字が刻まれた石のほか、上流階級層から労働者に食用として野牛21頭、羊23頭が毎日、送られていたことを示す遺物もある。
[ 2010年1月13日 (読売新聞)
2010年01月23日 Posted byかるの at 09:16 │Comments(2) │海外
この記事へのコメント
考古学をはじめ、史学は「今まで常識とされていたことも発見1つで覆ってしまう(故に、みんながそうであろうと思われる仮設が通説となる)」と言われますが、
これはそんな一例ですね(私も何処からか連れてこられた奴隷が作ったと記憶していました)。
これはそんな一例ですね(私も何処からか連れてこられた奴隷が作ったと記憶していました)。
Posted by ウッチー at 2010年01月23日 09:54
ウッチーさま
コメントありがとうございます。
歴史を学ぶものとして、通説を把握しつつも捉われないことが大事だと思います。
それと、完全なるモノを作るためには、奴隷労働ではダメだということですね。これは現在のモノ作りにも言えると思います。
コメントありがとうございます。
歴史を学ぶものとして、通説を把握しつつも捉われないことが大事だと思います。
それと、完全なるモノを作るためには、奴隷労働ではダメだということですね。これは現在のモノ作りにも言えると思います。
Posted by かるの
at 2010年01月27日 06:41
