飛鳥寺西方遺跡で石敷き発掘 参道か、橿原考古学研
飛鳥寺西方遺跡で見つかった飛鳥寺西門(中央奥)に続く参道跡とみられる7世紀の石敷き=1月27日、奈良県明日香村

奈良県明日香村の飛鳥寺西方遺跡で、国内最古の寺院・飛鳥寺(6世紀末)の西門に続く参道の跡とみられる7世紀の石敷きが見つかり、奈良県立橿原考古学研究所が9日、発表した。飛鳥寺の西側には、大化の改新前に中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠の最中に出会った場所とされる「槻(つき)の木の広場」があったと考えられている。同研究所は「一帯の景観を復元する上で重要な史料となる」としている。

奈良県明日香村の飛鳥寺西方遺跡で、国内最古の寺院・飛鳥寺(6世紀末)の西門に続く参道の跡とみられる7世紀の石敷きが見つかり、奈良県立橿原考古学研究所が9日、発表した。飛鳥寺の西側には、大化の改新前に中大兄皇子と中臣鎌足が蹴鞠の最中に出会った場所とされる「槻(つき)の木の広場」があったと考えられている。同研究所は「一帯の景観を復元する上で重要な史料となる」としている。
[ 2011年2月9日 (共同通信)