新田部親王邸の築地塀か 唐招提寺の境内で発見
唐招提寺の境内で見つかった築地塀跡=5月20日、奈良市

奈良市の唐招提寺の境内で、寺創建以前にあった新田部親王邸のものとみられる奈良時代前半の築地塀跡が見つかり、寺と奈良県立橿原考古学研究所が6日、発表した。同研究所によると、平城京跡でこのような築地塀跡が見つかるのは極めて珍しい。境内では、過去の調査でも親王邸とみられる建物跡や塀に伴う溝が確認されていた。同研究所は「寺創建時に親王邸の塀をそのまま使ったことがうかがえる」としている。
[ 2011年7月6日 (共同通信)

奈良市の唐招提寺の境内で、寺創建以前にあった新田部親王邸のものとみられる奈良時代前半の築地塀跡が見つかり、寺と奈良県立橿原考古学研究所が6日、発表した。同研究所によると、平城京跡でこのような築地塀跡が見つかるのは極めて珍しい。境内では、過去の調査でも親王邸とみられる建物跡や塀に伴う溝が確認されていた。同研究所は「寺創建時に親王邸の塀をそのまま使ったことがうかがえる」としている。
[ 2011年7月6日 (共同通信)