結構かわいいネ!「くノ一」の衣装一新 伊賀流忍者博物館

伊賀市上野丸之内の伊賀流忍者博物館で、忍者屋敷のからくりなどをガイドする「くノ一」ら10人の忍者衣装が一新された。それぞれがデザインを考え、カラフルで躍動感あふれるコスチュームがそろった。大型連休で訪れる観光客に伊賀の魅力をアピールしようと、新衣装を着て張り切っている。
忍者屋敷のガイドは、くノ一役の女性9人と男性1人。衣装は3年ほど前、上着に和服の柄を配したデザインに統一した。今回のリニューアルでは、各自が抱いているくノ一や忍者のイメージを衣装に反映することにした。
ピンクの色鮮やかな衣装をはじめ、黒と濃緑色のシックなツートンカラー、迷彩模様の衣装など多彩。手甲や脚半を巻いた本格的なスタイルや、伝統工芸の「伊賀組みひも」を帯にあしらうなど、各自が工夫を凝らした。
淡いピンクの衣装に着替えた中川みゆきさん(22)は、「動きやすいようにスカート風のデザインを考えました。新たな気持ちになり、よりいっそうくノ一になれた気分です」と笑顔で話している。
(2012年5月6日- 産経新聞)