竜馬自筆の「薩長同盟裏書」も 皇室所蔵の貴重史料公開へ
坂本竜馬が自ら書き込みした「薩長同盟裏書」(宮内庁提供)

宮内庁書陵部は、皇室に伝わる史料約40万点の所蔵品から、坂本竜馬が薩長同盟の合意内容を保証する書き込みをした「薩長同盟裏書」など、貴重な41件を集めた「皇室の文庫」展を、9月18日から皇居・東御苑の三の丸尚蔵館で開催する。まとまった形での一般公開は初めて。「薩長同盟裏書」は、1866年に薩摩藩の西郷隆盛と長州藩の桂小五郎らが同盟の密約を交わした後、桂の手紙に竜馬が裏書きした。
[ 2010年8月2日 (共同通信)