平等院本尊、耳の位置ずらす 組み立て後、見た目を重視
京都府宇治市の平等院鳳凰堂の本尊阿弥陀如来坐像(国宝)は、組み立て後に後頭部だけをずらして耳の位置を下げていた。14日発表した平等院は「完成した仏像がイメージと違ったため、調整した」と推測している。頭部の前と後ろはもともと別の部材で構成。耳は部材の境目にあり、接合後に一つの耳になるようになっていた。後頭部側だけが「割首」と呼ばれる手法で高さをずらすための切り込みがあり、関係者の間では謎だった。
(2011年12月14日- 共同通信)
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