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東大寺再建瓦、近畿でも製作確認 鎌倉期に焼失
大阪府泉佐野市の安松田遺跡から出土した、東大寺を再建するために作られた瓦=19日午後、大阪市中央区

大阪府泉佐野市の安松田遺跡で、鎌倉時代に東大寺(奈良市)を再建するために作られた瓦や、その破片など1285点が出土し、大阪府教育委員会が19日、発表した。同遺跡の粘土で作られたことも判明。府教委は「再建瓦が岡山、愛知以外の近畿でも製作されていたことが確認された」としている。平瓦1枚がほぼ完全な形(長さ42・5センチ、最大幅34センチ)で残っており、東大寺で出土した再建瓦と合致した。
[ 2011年4月19日 (共同通信)