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「吉野ヶ里考古学講座(7月)」を開催します
県教育委員会では、(財)佐賀県芸術文化育成基金との共催で、吉野ヶ里遺跡の発掘調査の成果、弥生時代の生活・技術・交流、『魏志』倭人伝の国々、佐賀の考古学など様々なテーマで、原則として、毎月第2土曜日に吉野ヶ里考古学講座を開催しています。
7月の講座は、下記の内容で開催します。
1 開催日時 平成23年7月9日(土曜日)
(受付)13時00分~ (講演)13時30分~15時00分
2 開催場所 吉野ヶ里歴史公園内 弥生くらし館
3 講演テーマ 「弥生時代の手工業生産と交易」
4 主な内容
稲作農耕を中心に栄えた弥生文化は、ものづくりと交易によって支えられていました。それらは土器、石器、鉄器、木器、青銅器、ガラス、玉、貝製品、骨角器、紡績(布)など多種多様ですが、集落内でつくれないものは他のムラや地域からの供給を受けていました。これは、地域間で人・もの・情報のやりとりが活発におこなわれていたことを示しています。
弥生時代の佐賀県では、中国大陸や朝鮮半島からの影響を受け、いち早く青銅器の生産が開始されます。さらに、吉野ヶ里遺跡では市(場)の存在が指摘されており、地域間交流の要として栄えていたと考えられます。
今回の講座では、弥生時代のものづくりの技術水準や生産体制、物資流通のしくみ、地域間交流のありかたをもとに、当時の生活様式や集団関係、社会像について解説します。
5 講師 佐賀県教育庁社会教育・文化財課 渡部 芳久
6 定員 50名程度(事前申込みは不要です)
7 聴講料 無料
(ただし、別途、吉野ヶ里歴史公園の入園料・駐車料が必要です)
8 お問い合わせ 佐賀県教育庁社会教育・文化財課
吉野ヶ里遺跡担当 TEL 0952-25-7233
※当日のお問い合わせ
吉野ヶ里遺跡展示室 TEL 0952-52-4130
[ 2011年6月29日 (News2u.net)