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快慶の弟子「行快」の墨書 滋賀、西教寺の仏像に
西教寺の「観音菩薩立像」に書かれていた行快の名前=大津市

大津市の天台真盛宗総本山西教寺の「観音菩薩立像」に、鎌倉時代の仏師快慶の一番弟子だった行快の名前が墨で書かれていたことが分かり、15日、同市歴史博物館が発表した。現存する行快の名前が記された仏像では最古という。仏像の足を台座に挿す「足ほぞ」と呼ばれる部分に「巧匠 法橋行快」と記されていた。法橋は仏師にも与えられた僧侶の位。1216~27年に作られたと考えられる。
[ 2011年7月15日 (共同通信)