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伊達政宗が口利き依頼の手紙 長男領地、家康側近に
伊達政宗が徳川家康の側近に送った手紙=高知県南国市の県立歴史民俗資料館

仙台藩の初代藩主伊達政宗が大坂冬の陣(1614年)を前に、徳川家康の側近に宛てて、長男秀宗に領地を与えるよう“口利き”を依頼する手紙が16日までに高知県で、見つかった。仙台市博物館の坂田美咲学芸員は
「自らの影響力が強まる戦の直前に頼むところに、政宗のしたたかな一面がうかがえる」
と評価している。手紙は、縦31・5センチ、横49・5センチの長方形で、掛け軸に貼り付けて保存され、花押や署名も残る。
[ 2011年6月16日 (共同通信)