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津波に負けず豊穣祈る「お田植祭」…気仙沼


 大漁旗も飾られ、被災した子どもも参加したお田植祭(宮城県気仙沼市で)=加藤学撮影

 東日本大震災の津波で甚大な被害に見舞われた宮城県気仙沼市の羽田神社で29日、神事「お田植 祭 ( さい ) 」が行われた。

 自宅を流された3人を含む児童27人が、苗を植えながら復興と五穀 豊穣 ( ほうじょう ) を祈った。

 津波を免れた神田の周りには大漁旗30枚が掲げられ、白装束に 菅笠 ( すげがさ ) 姿の児童らが、手足を泥だらけにしながら県産ブランド米「ひとめぼれ」の苗を手植えした。


[ 2011年5月30日 (読売新聞)
  


2011年06月10日 Posted by かるの at 21:15Comments(0)民俗行事

柄がついたままの石器出土、ハンマー説裏付け


 河原口坊中遺跡で出土した、木の柄がついた石器

 かながわ考古学財団が調査を行っている神奈川県海老名市の 河原口坊中 ( かわらぐちぼうじゅう ) 遺跡で、円盤に穴を開けた形の弥生時代の石器が、木製の柄のついたまま出土した。

 木は腐りやすく、石器と柄がセットで見つかるのは極めて珍しい。この形の石器は各地で出土しており、今回の発見によりハンマーのように物をたたく目的で使われていた可能性が高まった。

 石器は、弥生時代中期(紀元1世紀頃)の川の跡の泥の中から出土。直径約9センチ、厚さ最大約3センチの円盤状の安山岩に、直径約2・5センチの穴があり、穴に差し込まれた柄が長さ16センチ分残っていた。柄は石器側の先端が丸く削られていた。

 研究者の間では、この形の石器を、周囲を刃物状に加工した「環状 石斧 ( せきふ ) 」の一種とみて、物をたたく道具と考える説と、魚網に結びつけた 錘 ( おもり ) と考えて「 石錘 ( せきすい ) 」と呼ぶ説に見解が分かれていた。岡本孝之・慶応大准教授(考古学)は
 「物をたたく道具だったことがはっきりした。一部は 祭祀 ( さいし ) に使われていた可能性もある」
と指摘している。


[ 2011年5月20日 (読売新聞)
  


2011年06月10日 Posted by かるの at 09:17Comments(0)考古学(埋蔵文化財)