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飛鳥ご当地検定を創設、70点以上に冠位を授与
奈良県明日香村の古都飛鳥保存財団は23日、ご当地検定「飛鳥学冠位叙任試験(飛鳥版科挙)」の第1回を10月9日に実施すると発表した。
参加者は、高松塚古墳など村内の歴史遺産を巡りながらクイズに答え、得点に応じて聖徳太子らの「冠位十二階」になぞらえた「冠位」が与えられる。検定は、同財団の前身・飛鳥保存財団の設立40周年を記念して企画され、読売新聞社などが共催。当日、午前9時から近鉄飛鳥駅で解答用紙と地図を受け取り、国営公園4か所などに設けられた出題ポイントで、幅広い分野の常識問題から超難問までの計40~50問(100点満点)に答える。70点以上で「大徳」「小仁」などの冠位を授与。上位10人には村内の文化財にちなんだ「鬼の 雪隠守 ( せっちんのかみ ) 」などの「官職」も授け、後日、表彰する。
申し込みは9月20日までだが、当日参加も可。受検料は一般2000円、中学生以下1000円(当日は各500円増)。問い合わせは、古都飛鳥保存財団の飛鳥版科挙係(0744・54・3338)へ。
[ 2011年6月23日 (読売新聞)