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湖底に眠る「幻の戦車」 歴史継承へ調査開始 浜松

浜松市北区三ケ日町で、同町の猪鼻湖に眠る「幻の戦車」の調査プロジェクトが動き出した。戦車は戦後ひそかに沈められたとされる「四式中戦車チト」。地元の若者たちが戦争を体験した住民らを訪ねて戦車と同町の関係に迫り、地元の歴史の再認識を図る。国内に1台しか残らないという歴史的遺産の探索は全国から注目を浴びそうだ。
戦車が沈むのは同町大崎と下尾奈を結ぶ瀬戸橋付近。地元では昔から存在は有名だったが、終戦間際の日本陸軍が技術を結集したチトだということは知られていなかった。
調査に乗り出すのは、同町の若者たちでつくるまちおこし団体「スマッペ」。中村健二事務局長が戦車が歴史価値の高いチトだと聞いたのがきっかけだ。中村事務局長がチトについて調べるうちに、水没作業に携わった技術兵で、戦後同町に暮らしていた大平安夫さんが既に亡くなっていた事を知った。当時の町の状況についても高齢化によって情報収集が困難で「地元の歴史を次世代に残すためには今しかない」と調査を決めた。
同団体の若者を中心に、町内の70、80代の住民への聞き取りを実施。生前の大平さんに水没の経緯を聞いたことがある豊橋市の模型メーカー「ファインモールド」の鈴木邦宏社長らにも話を聞くという。
実際の調査には、豊橋市の魚群探知機メーカーの協力を受けた。戦車の位置を確定し、ダイバーによる水中写真の撮影が大きな目標だ。一連の活動記録をドキュメンタリー映画として撮影し、映画祭などの出品も予定。来年2月をめどに兵器や戦史の専門家によるシンポジウムも検討している。
四式中戦車チト 完成したのはわずか2両といわれる。戦局逆転の期待を担いながら戦場に出ることなく終戦を迎えた。従来の日本戦車と一線を画し、75ミリ戦車砲や400馬力の空冷ディーゼルエンジンを備える。1両は戦後、米軍に回収された。
(2012/9/17 at-s)
2012年09月27日 Posted by かるの at 14:17 │Comments(0) │戦記
文化財もっと知って!…福井県がイベント紹介冊子
郷土の歴史・文化に親しんでもらおうと、福井県が定めた「ふくい文化財体験月間」(10月1日~11月30日)の関連イベントを紹介する冊子「イベントプログラム」が完成した。
秘仏の特別公開や講演会の日程、観覧料などを収録。2000部を県立美術館や市町の図書館などで無料配布している。
期間中の54イベントを「見る」「体験する」「企画展」に分類。「見る」では「重文」「県指定文化財」などの種別も加えた。
古寺の多さから「海のある奈良」とも呼ばれる小浜市については、「みほとけの里 若狭の秘仏」として別項を設け、国の重要文化財「木造千手観音立像」(高成寺(こうじょうじ))や、人魚の肉を食べ、不老不死になったとされる「八百比丘尼(はっぴゃくびくに)像」(空印寺)などの公開日程と、秘仏めぐりツアーの情報を記した。
県のお薦めは、「越前万歳」「馬鹿ばやし」といった六つの民俗芸能が一度に楽しめる「ふくいふるさと祭り」(坂井市、10月20日)。生涯学習・文化財課の担当者は「冊子を活用して“文化の秋”を楽しんで」とPRしている。
冊子は縦20センチ、横10センチ、30ページ。イベント情報は県のホームページ(http://info.pref.fukui.jp/bunka/bunkazai/index.html)にも掲載している。
(2012年9月21日 読売新聞)
2012年09月26日 Posted by かるの at 14:06 │Comments(0) │歴史を学ぶ
幌内鉄道 全線開通130周年 ゆかりの地で記念イベント
【小樽】道内初の鉄道として、小樽市・手宮と三笠市・幌内とを結んだ「幌内鉄道」の全線開通から130周年を祝うイベント(実行委主催、北海道新聞社共催)が、15日から11月25日まで、小樽、岩見沢、三笠の各市で行われる。
幌内鉄道は、三笠市の幌内炭鉱から小樽港へ石炭を運搬するために建設され、1882年(明治15年)11月に、全線開通した。今回は「幌内鉄道ゆかりの地を結び、それぞれの町の活性化につなげる初の試み」(実行委)という。
21~23日は運河プラザ(色内2)で、鉄道の写真展や関連のコレクション展を開催。11月25日は鉄道歴史遺産の保存と活用に関する講演などを行う。
岩見沢では10月8日に旧幌内線、旧万字線などに残された駅舎を巡るツアーを実施。14日は岩見沢レールセンターで、旧国鉄職員と鉄道ファンが対談する。
三笠では9月15日から10月8日まで、三笠鉄道記念館で特別展「幌内の炭鉱と鉄道展」を開く。問い合わせは北海道鉄道文化保存会(小樽)(電)0134・61・7777へ。
(09/12 北海道新聞)