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「瀧波家住宅」国登録文化財に
旧北陸街道沿いの町家の趣を伝える瀧波家住宅の「道具蔵」(上)と「主屋」(下)

国の文化審議会は、鯖江市本町の「瀧波(たきなみ)家住宅」の主屋、離れ座敷、大蔵、道具蔵の4件を登録有形文化財にするよう文部科学相に答申した。県内の登録有形文化財は116件になる。
県教委生涯学習・文化財課によると、瀧波家は鯖江藩・間部家に出入りした商人で、明治期には呉服や繊維を扱って財を成した。
主屋と2棟の蔵は明治20年頃に建設された。主屋は2階建てで間口が広く、1、2階の中央に出格子、2階の両端に装飾の一種「袖うだつ」を配するなど、旧北陸街道沿いの町家の特徴を備えている。
蔵は商品を保管する「大蔵」、家財道具などを入れる小ぶりの「道具蔵」の2棟。いずれも切り妻造りの屋根で、大蔵の壁面は上半分をしっくいで塗り固め、下半分を石張りにしており、重厚な雰囲気を醸し出している。道具蔵は軒などは黒漆喰(しっくい)仕上げで趣がある。離れ座敷は昭和初期の建設で、中庭を挟んで南北に2部屋を並べた開放的な造りが特徴だ。
瀧波家住宅のある同市本町一帯は、いずれも登録有形文化財で明治後期建築の洋館「恵美写真館」、大正期建築の「あめや呉服店」など趣のある建物が集中。こうした景観を生かした地域活性化策を進めるため、同住宅を活動拠点にする民間の計画もあり、鯖江市文化課の担当者は「道路拡幅などで失われた建築物も多いが、今後は風情ある景観を市民と一緒に守っていきたい」と話している。

国の文化審議会は、鯖江市本町の「瀧波(たきなみ)家住宅」の主屋、離れ座敷、大蔵、道具蔵の4件を登録有形文化財にするよう文部科学相に答申した。県内の登録有形文化財は116件になる。
県教委生涯学習・文化財課によると、瀧波家は鯖江藩・間部家に出入りした商人で、明治期には呉服や繊維を扱って財を成した。
主屋と2棟の蔵は明治20年頃に建設された。主屋は2階建てで間口が広く、1、2階の中央に出格子、2階の両端に装飾の一種「袖うだつ」を配するなど、旧北陸街道沿いの町家の特徴を備えている。
蔵は商品を保管する「大蔵」、家財道具などを入れる小ぶりの「道具蔵」の2棟。いずれも切り妻造りの屋根で、大蔵の壁面は上半分をしっくいで塗り固め、下半分を石張りにしており、重厚な雰囲気を醸し出している。道具蔵は軒などは黒漆喰(しっくい)仕上げで趣がある。離れ座敷は昭和初期の建設で、中庭を挟んで南北に2部屋を並べた開放的な造りが特徴だ。
瀧波家住宅のある同市本町一帯は、いずれも登録有形文化財で明治後期建築の洋館「恵美写真館」、大正期建築の「あめや呉服店」など趣のある建物が集中。こうした景観を生かした地域活性化策を進めるため、同住宅を活動拠点にする民間の計画もあり、鯖江市文化課の担当者は「道路拡幅などで失われた建築物も多いが、今後は風情ある景観を市民と一緒に守っていきたい」と話している。
(2012年9月25日 読売新聞)